パリの12区にある「ベルシー・ヴィラージュ(Bercy Village)」は、かつてのワイン倉庫群を再利用したショッピングモール。
レストランやカフェ、雑貨店から、fnac(フランス最大のブックチェーン店。電化製品やDVDなども扱う)や映画館、体験型科学博物館まで、50ほどのさまざまなお店が集まっています。
ここは、1960年まで100年以上にわたって巨大なワイン倉庫だった歴史的建造物を再利用。
なんだか可愛らしい村にいるようで、歩いているだけでとても楽しい場所です。
また、近隣には観光スポットがあるので、この「ベルシー・ヴィラージュ」を拠点に一日楽しめます。
日曜日でも夜でも楽しめる(年中無休)
パリでは日曜日はほとんどのお店が閉まっていますが、「ベルシー・ヴィラージュ」は日曜日も開いているので、ありがたい存在。
しかも、いろいろなお店が集まっているので、お土産を選ぶのにも便利です。
また、レストランは夜遅くまで開いているので(お店によっては夜中の2時まで)、いつ行っても楽しめます。
日本食のレストランもあります。
ショッピング通りの装飾
「ベルシー・ヴィラージュ」の通りは屋根はありませんが、通りの上部に時期ごとにキレイな装飾がされています。
このカラフルな風船の装飾は、2019年夏のものです。
この装飾が楽しい気持ちをより一層高めてくれているかんじがします。
上の写真は2015年のもの。
次の写真は2014年のもの。
そして、次の写真は2011年のもの。
さらに、次の写真は2006年のものです。
年々装飾がおしゃれになってきていて、これからもどんな装飾を見られるのかとても楽しみです。
なお、ときどき「ベルシー・ヴィラージュ」主催で、期間限定の写真コンクールが開催されています。
エントリー方法はおもに、
・ベルシー・ヴィラージュの装飾を写真や動画で撮影
・インスタグラムで投稿(『@Bercyvillageparis』をタグ付けしてフォロー)
エントリー後、抽選でプレゼントがもらえるそうです。
※コンクールにより方法は異なる場合があります。詳細は公式サイトで確認してみてくださいね。
公式サイトの「お知らせ(Actualités)」に詳細が掲載されるので、「ベルシー・ヴィラージュ」に行かれる際は、チェックするといいかもしれません。
ベルシー・ヴィラージュ「お知らせ」(公式サイト:フランス語)
基本情報
ベルシー・ヴィラージュ(Bercy Village)
- 公式サイト:https://www.bercyvillage.com(フランス語)
- 住所:Cour Saint Emilion 75012 Paris
- 交通:
- メトロ:14号線「Cour Saint-Émilion」駅
- バス:
- 自転車(ヴェリブ Vélib):
- 営業時間:月〜日
- ショップ:10:00〜20:00
- レストラン:10:00〜翌2:00
なお、時間は変更になる場合がありますので、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
■ベルシー・ヴィラージュ ショップリスト(公式サイト:フランス語)
公式サイトに現在あるショップの一覧があります。以下にそのリンク先をまとめましたので、ぜひご参考にしてください。
「ベルシー・ヴィラージュ」への行き方
「ベルシー・ヴィラージュ」は、ベルシー地区の「クール・サンテミリオン(Cour Saint-Emillion)」にあります。
最寄駅は、メトロ14号線の「クール・サンテミリオン(Cour Saint-Emillion)」。
駅の出口から地上に出たら、目の前が「ベルシー・ヴィラージュ」です。
メトロ14号線「クール サン・テミリオン(Cour Saint-Émilion)」駅で降り、
出口(Sortie)[1]または[3]
のエスカレーターまたは階段をあがり地上に出ます。
地上に出たら、目の前が「ベルシー・ヴィラージュ」です。
※出口(Sortie)[2]はエレベーターか階段で地上に出ます。地上に出た通りを右にほんの少し進むと到着。
「ベルシー・ヴィラージュ」の入口となる「PASSAGE」という屋根付きの通路に入ると、すぐに
同じく屋根付きの通路があるので、その通路もそのまま通ります。
通路を通り抜けると、いろいろなお店やレストランが立ち並ぶ「ベルシー・ヴィラージュ(BERCY village)」のショッピング通りが目の前にあらわれます。
※以下のGoogleマップ画像は、「クール サン・テミリオン」駅の「出口(Sortie)[2]」
近隣情報
縁日博物館(Musée des Arts Forains)
パリ12区にある「縁日博物館」は、19世紀から20世紀にかけて、移動式遊園地で出されていた乗り物やゲーム、お祭りにまつわるものなどを展示している博物館です(ガイドツアー付き事前予約制)。
実際に展示している乗り物やゲームで遊ぶことができ、大人もこどもも楽しめます。
公式サイト:https://arts-forains.com(フランス語)
住所:53 Avenue des Terroirs de France 75012 Paris
交通:(メトロ)14号線「Cour Saint-Émilion」駅、(バス)24番、109番、111番「Terroirs de France」
パリの縁日博物館【通常ガイドツアー付き事前予約制が、年末年始は自由に見学できる】
映画博物館 シネマテーク・フランセーズ
映画好きにおすすめの「シネマテーク・フランセーズ(Cinémathèque française)」
4万本以上の映画作品と、映画に関する資料、映画で使われたもの(ポスター、出版物、衣装、装飾など)が所蔵されてる映画博物館です。
映画技術の国際的な進化をたどることができる展示や、チャップリンの『モダン・タイムス』の歯車の一部、『風と共に去りぬ(1939年)』のスカーレット・オハラが来ていた衣装なども展示。
また、特集で組まれた映画が上映されていて、鑑賞することもできます。
公式サイト:www.cinematheque.fr(フランス語)
住所:51 rue de Bercy 75012 Paris
交通:(メトロ)6号線・14号線「Bercy」駅、(バス)24番、 64番、 71番、 77番、 87番
フランス国立図書館(フランソワ・ミッテラン館)(Bibliothèque nationale de France)
公式サイト:https://www.bnf.fr/fr/francois-mitterrand(フランス語)
住所:Quai François Mauriac 75706 Paris Cedex 13
交通:(メトロ)6号線「quai de la gare」駅、14号線「Bibliothèque François Mitterrand」駅、(RER)C線「Bibliothèque François-Mitterrand」駅、(バス)25番、62番、64番、71番、89番、132番、325番
営業時間:(月)14:00〜20:00 / (火・水・木・金・土)9:00~20:00 / (日)13:00〜19:00
※時間は変更になる場合がありますので、公式サイトでご確認ください。
まとめ
日曜日もショッピングが楽しめる年中無休のショッピングモール「ベルシー・ヴィラージュ」。
しかも、ショップは20時まで、レストランは夜中の2時までと、遅くまで営業しています。
雑貨店やレストラン、映画館、博物館など多彩なお店や施設が揃い、とても楽しめます。
100年以上にわたって使われていた昔のワイン倉庫群を再生し、可愛らしい外観。
ショッピング通りの装飾はとても素敵で、期間限定で写真コンクールも開催しています。
次回ここへ来たらたくさん写真を撮って応募するぞ!
近隣にもいくつも観光スポットがあるので、「ベルシー・ヴィラージュ」を拠点に一日楽しめます。
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