
ノースショアから帰ると、思いのほか早い時間でした。
そのままショッピングに出かけ、帰りにJALパックのトロリーバス(トロリーではなかったけど)に乗り込むと、乗客は私たちだけでした。すると、バスにいた係員の女性が話しかけてきました。

「今日花火があるんですけど、見に行きませんか?今晩花火を見に行くツアーがあって、このバスで行くので、お客さんは見に行かれるならこのまま座っていていいですよ」とのこと。
すごいラッキーな話だけど、両親が疲れているんじゃないかな?と思って両親に行きたいか聞いてみると、「行きたい」というのでそのまま乗せてもらうことにしました。

花火ツアーの集合場所に停まり、バスの中で待っていると、たくさんのツアー客がバスに乗ってきました。私たちのせいで定員オーバーになってしまうんじゃないかと思ったくらい。その時は降りようと思っていましたが、ぎりぎり入りきりました。こんなに余裕がないのによく誘ってくれたな〜とヒヤヒヤしましたが、とてもありがたい気持ちでいっぱいでした。

花火はたった5分間でしたが、ワイキキの海の上に浮かぶ花火を見られて感動しました。
帰りのバスの中に、92歳のおばあさんの家族と86歳のおばあさんの家族が乗り合わせていて、両家族が楽しそうに話しているのが聞こえてきました。どちらのおばあさんも初海外とのこと。いくつになってもこんなふうにハワイへ遊びにいけるくらい元気でいられるといいな〜としみじみ思いました。

花火ツアーから戻ってくるとお腹がぺこぺこ。数年前に友人が友人の両親とハワイに行った際に美味しかったと言っていた和食のお店「サントリー」(ロイヤルハワイアンセンター2階)に行きました。
1日目に行ったときは「予約でいっぱい」と断られましたが、この日は時間が遅かったからか、20分待って入ることができました。私たちの隣の席には、日本の女優さん家族がいました。

お料理はとっても美味しかった〜。ご飯は日本のお米で日本の炊き方だと確信するくらいの銀シャリでした。スタッフの方たちもとても感じが良く、とっても居心地のいいお店でした。次来たときは鉄板焼きを食べたいな。

食事をしているとき、なんとなく両親がほっとしているのがわかりました。
同じ場所でも、年相応の楽しみ方があるんだろうな、私のペースになって申し訳ないな〜とちょっと思いましたが・・・ま、これもいい経験だ。
お店を出て、またのんびりと夜のワイキキの街をお散歩しながらホテルへと帰りました。
今日はさすがに両親は疲れて寝ちゃうかな?と思っていたら、日課になっているバルコニーで夜景を見ながらの晩酌を夫婦で交わしていました。ハワイってすごいな。