午後はパールハーバーへ行きました。両親は初めての訪問ですが、私は3回目の訪問です。
パールハーバーの辺りは名前のとおり昔は真珠が採れたそうです。
レインボートロリーバスはワイキキ界隈を走っているので、パールハーバーまでは行きません。なので、オアフ島の路線バスであるザ・バスに乗っていくことにしました。
料金は1人2.5ドル。バスに入ってすぐの運転席のそばにある料金入れにピッタリの料金をいれなければいけません。
ワイキキからはクヒオ通りのバス停で20番、42番のバスに乗ると乗り換えなしでパールハーバーまで行くことができます。ただ、路線バスなので回り道してたくさんのバス停に停まるため1時間くらいかかります。
（アラモアナセンターからは40番、40A、62番のバスで30分ほどで行くことができるそうです）
しばらく車窓で景色を楽しんで・・・。
ホノルル空港を過ぎ、H1フリーウェイの長〜いガードの下を抜けてしばらくすると広い直線道路に出ます。左側を気にしていると大きな石油タンクがいくつか集まっている施設が見えてきます。
大きな石油タンクが見えてきたらもうすぐでパールハーバーに着くので、そこで手すりについている「降ります」のボタンか、車窓のあたりにかかっているヒモのようなものを引っぱり、降りる合図を出します。
パールハーバーに到着。
上の写真のバス停は到着時のもので、帰る際は別のバス停です。
バスを降りてカーブした歩道を道なりに行くと入口です。
入口を入ってまっすぐ進むとメインエントランスがありますが、荷物を持っている場合はメインエントランスから先へは行けないので、まず荷物を預けにいきます。
メインエントランスの右手をまっすぐ進むと荷物の預け場所（Baggage Storage）があるので、そこで荷物を預けます。
1つの荷物につき3ドルかかるので私たち親子は3人で9ドルかかるはずでしたが、係員が私のバッグに両親のバッグ2つを入れるよう言うので言われたとおりにすると、3ドルにしてくれました。無愛想でしたがとても親切な係員でした。
※カメラやお財布は持ち歩いても大丈夫です。
メインエントランスを通り、まっすぐ行くとアリゾナ記念館などへ行くチケット売り場があります。
今回は記念館へは行きませんでした。
資料館前のスナックスタンド
ボーフィン潜水艦
施設内の太平洋歴史公園をのんびりと散策しました。
アメリカ人の親子が「日本人ですか？」と声をかけてきて、私のカメラで私たちの写真を撮ってくれました。素敵な親子だったので写真を撮らせていただきました。お父さんと娘さんの服がお揃いで素敵！
別れ際にそのアメリカ人のお父さんが「ありがとう、さよなら」と日本語で言っていきました。パールハーバーでアメリカ人と日本人のふれあい・・・。平和っていいな。
USSパーチー潜水艦の司令塔（実物）
男の人が覗いているのは潜望鏡。潜望鏡からは海に浮かぶ戦艦ミズーリ号が見えます。
USSパーチー潜水艦の司令塔内部
40mm対空機関砲
旧日本海軍特攻兵器 人間魚雷 回天
戦艦アリゾナの碇
至るところに咲いていたプルメリア
母や私はたくさん地面に落ちているプルメリアの花を髪にさしたりして楽しんでいましたが、父はいちいち真剣に展示物を見ていました。
あっという間に戻らなければいけない時間になったので、帰路につくことにしました。
ワイキキに帰るときのバス停は、メインエントランスを出てほぼまっすぐに進み、車が出入りする坂を上って大きな道路につきあたったら、歩道を左に進みます。
ほんの少し行くとバス停があるので、来た時と同じく20番か42番のバスに乗ります。
帰りのバスで、向かい合わせに座っていたニュージーランドから来たというおばさまに「日本人ですか？」と声をかけられました。そうだと言うと、「以前東京に行ったけど、とてもきれいね。ビックリしたわ。」とほめられました。
その後バスに入って来た中国人の親子が私の前に立ち、子供が小さかったので席を譲りました。するとしばらくして、またニュージーランドのおばさまがその中国人に声をかけ、私のことをさしながら「彼女も日本から来ているそうよ。日本はとってもきれいね。」と、その中国人を日本人と勘違いして日本のことをほめていました。でもその中国人は夫婦で顔を見合わせながら否定することもなく、複雑そうな顔をしていました。そのおばさまはかなり日本のきれいさに感動しているようでした。
途中、見た目の怖いおじさんがバスの中をうめきながら動き回ってとても怖い思いをしましたが、無事にワイキキに到着しました。
「パールハーバー（真珠湾）」
住所：Pearl Harbor ewa, Hi 96818
