おとぎの国にいるかと思った初めてのパリ

パリ セーヌ川 夜景

初めてパリに行ったのは大学生の時。友人と2人で、パリ、ベルギー、ロンドンへ行くツアーで行きました。

パリ ルーヴル美術館 夜景

もともと絵を描いたり観るのが好きで、画家のことを調べたりするうちにパリの写真や情報を目にすることが多く、パリには小さい頃から憧れていました。

パリ 夜景 ルーブル入口

大学生の時にすぐ下の妹がイギリスへホームステイに行き、帰りにパリへ寄って撮ってきた写真を見て、「私もパリに行きたい!」と強く思うようになりました。

パリ 夜景 エッフェル塔

でも旅行は友人と行くのが当たり前だと思っていた上に、自分から行きたい国を提案するということができなかったので(今でも)、友人が行きたいと言わない限りパリへは行けない状況だったのですが、友人がヨーロッパに行こうと言い出したおかげで念願のパリへ行けることとなりました。

パリ シャンゼリゼ通り イルミネーション

初めてこの目で見たパリは思っていた以上に美しく、写真で見る平面なパリではなく私を取り囲むすべてがパリで、おとぎの世界に来てしまったかのように思ったのを憶えています。

パリ 夜景 ポンヌフ

添乗員さんが付き添ってくれるツアーだったため自由時間があまりなく、パリ滞在で唯一あったほんの少しの自由時間(夕方〜夜)に思う存分お散歩しました。
お散歩の途中、ポン・ヌフ(「新橋」という意味ですが、パリで一番古い橋)で友人と写真の撮り合いをしていたら、テレビや映画でしか見たことがないような素敵なフランス人のご夫婦が寄ってきて写真を撮ってくれました。写真を撮る時、日本では普通「はい、チーズ」と言いますが、カメラを構えたマダムが「アン・ドゥー・トロワ(1・2・3)」と言うのを聞いて、本当にここはフランスなんだと感動しました。

パリ 夜景 サンミッシェル

そんな初めてのパリからますます私のパリへの思いが強まるのでした。