

パリで2008年頃から流行り始めた、恋人たちが永遠の愛を誓い芸術橋(ポン・デ・ザール)にかける「愛の南京錠」。2009年に一斉撤去をしたもののイタチの追いかけっこで、今年(2014年)の6月には大量の南京錠の重みで金網が崩れるまでになってしまいました。

そこでパリ市は芸術橋(ポン・デ・ザール)の金網を撤去して、鍵がかけられないようにアクリル板に付け替えたそうです。南京錠が撤去されたのは嬉しいですが、元の金網の情緒ある姿はもう見られないのかな、と思うと少しさみしい気がします。

芸術橋(ポン・デ・ザール)は、フランス語をつくっているフランス学士院と、

ルーブル美術館との間に流れるセーヌ川の上にかかる橋です。

車は通れません。

皆思い思いに自分の時間を過ごしています。

本を読んだり、

ぼーっとしたり。

この橋がとても好きでしょっちゅうぼーっとしに来ていました。

芸術橋から東側を見ればシテ島やポン・ヌフが、

西側を見ればエッフェル塔が見られます。

でも徐々に南京錠が増え始め、

芸術橋の姿だけでなく、芸術橋からの景観もあまりよくなくなってきました。

ここ2年は芸術橋から足が遠のいていましたが、またのんびりできる景観になっているといいな。楽しみです。

▼「パリ市が「愛の南京錠」対策、金網撤去しアクリル板に」(AFPBB News)
http://www.afpbb.com/articles/-/3026662?pid=14472831