パリで昭和レトロをあじわう【フランス人がつくるこだわりラーメン】

パリ6区の、ショッピングを楽しむおしゃれなエリア、パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区。

そんなおしゃれな界隈に、昭和レトロ感満載のおいしいラーメン屋さんがあります。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」の店内1

その名も「こだわりラーメン(Kodawari Ramen)」の「KODAWARI YOKOCHO」。

こだわりラーメンは、ここでご紹介する「KODAWARI YOKOCHO」と、他にルーヴル美術館の近くにある姉妹店「KODAWARI TSUKIJI」があります。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」の正面入口

のれんに「まいど」という言葉を選ばれたことにも感動。

そしてお店の入口の横には、山手線の駅名プレートが。

(ここはパリです。)

年末に行ったのですが、プレートには以下のことが書かれていました。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」の正面入口のプレート

「クリスマス 12月24・25日 休まず(Noël 24, 25 Décembre ouvert)」

「新年 31日・1月1日 営業(Nouvel an 31, 1er janvier ouvert)」

「クリスマスも年末年始も営業します。(24, 25 Décembre・31, 1er janvier:ouvert)」

観光客にはうれしいお店ですね

こんなに昭和日本感満載ですが、オーナーはフランス人。

航空会社エールフランスの元パイロットの方なんですよ。

店内は日本の昭和レトロ

店先からもちらりと見えていた店内は、まさに日本の昭和レトロ。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」の店内2

お店に入ると、まさに昭和の横丁に入ってきたかのよう。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」の店内3

そして、店内には昭和歌謡が流れていました。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」の店内4

スープを最後まで飲み干してしまうほどおいしい

昭和レトロにどっぷり浸かっているなか、目鼻立ちくっきりの美しい店員さんがオーダーを聞きにきてくれました。

そうだ、ここはパリだった

メニューはこちら。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」のメニュー
「こだわりラーメン」のメニュー

※現在は、このメニューの内容とは異なります。
現在の「KODAWARI YOKOCHO」メニュー(こだわりラーメン公式サイト)

この中から、たった数文字にわたしの好きなものばかり入っている「地鶏黒ゴマニンニクラーメン」をオーダー。

(※現在はこのメニューはありません。。。)

どんなラーメンがくるかな?楽しみ〜

オーダーしてからまた店内の雰囲気を楽しんでいる間に、「地鶏黒ゴマニンニクラーメン」がきました。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」の「地鶏黒ゴマニンニクラーメン」
「こだわりラーメン」の「地鶏黒ゴマニンニクラーメン」

真っ黒だけどおいしそう〜〜〜

見た目もおいしそうだけど、味もとっっってもおいしかった!

スープはしょうゆベース。

スープは、地鶏をベースに12時間煮込まれています。

ニンニクがきいてコクも旨味もあって、黒ゴマと海苔が麺にからまり、一度においしさが口の中に。

麺は、お店のオーナーが畑を購入して育てた小麦を使用した自家製麺です。

チャーシューもやわらかくて、スープの味がしみ込んでいました。

ふだん、ラーメンのスープは健康のために残しますが、このスープは飲むことを止められませんでした。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」の店内と「地鶏黒ゴマニンニクラーメン」

でもまさか、パリで「美空ひばり」を聴きながらラーメンを食べられるとは。。。

パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区の「こだわりラーメン」の店内5

また昭和にひたりながらおいしいラーメンを食べにこのお店に来よう。

基本情報

こだわりラーメン(Kodawari ramen)

公式サイト:https://www.kodawari-ramen.com/(フランス語)

※こだわりラーメンは、ここでご紹介した「KODAWARI YOKOCHO」と、ルーヴル美術館の近くにある姉妹店「KODAWARI TSUKIJI」があります。

  • KODAWARI YOKOCHO(パリ6区 パリ・サンジェルマン・デ・プレ地区)

お店の目の前にバス停(58番、70番「Mazarine」)があります。

店内から見えるバス停「Mazarine」